マッサージと整体の違い
マッサージ屋さんには行ったことあるけど、鍼灸院・整骨院は初めてという方も多いのではないでしょうか?
このページでは、施術内容やその効果、資格などにおいてマッサージと鍼灸院・整骨院の施術の違いをご説明いたします。
施術内容について
- 痛みや体の動き方などこれからの生活の質を良くしていくことを目的とする
- 目的に対して必要な筋肉や神経、関節の施術をする
- 目的に必要のない箇所は触らない
- 現状の症状に対しての施術を提案できる
- 施術時間より体の変化をみて施術する
- ある程度の通院期間が必要な場合が多い
マッサージでは・・・
- 痛みや体の動き方はみることができない
- リラックスしてもらうためにアロマや照明を暗くするところが多い
- マッサージは希望に合わせた時間を計って行う
- お客様の希望に合わせて上半身のみ、下半身のみなど施術箇所は施術者判断でない
- 現在の症状に対して施術を提案することはできない
- リラックスしたい時にその都度来店する
施術効果・持続性について
- 不調を感じてからすぐ施術できるので不調を長引かせないようにできる
- 不調を感じる場所に合わせて施術できるので効果を感じやすい
- 怪我をする前より関節や筋肉が動かしやすくなる
- 鍼灸では内臓からの体の不調にも対応できる
- 不調に対して原因を突き止めて施術するので再発しにくい
マッサージでは・・
- そもそも施術効果を考えて施術しない
- その場でリラックスしてもらうことが目的
- 体の状態を変化・持続させる目的はない
検査やカウンセリングについて
- 施術前と後の変化を見るために検査とカウンセリングにあてる時間が長い
- 普段の生活習慣で体調に変化を出すものがないかを調べるために普段の行動や趣味など日常生活を詳しく聞かれることが多い
- 検査やカウンセリングをすることで皆様が気付かなかった体の悪い場所を見つけることができる
- 養成学校で内科学・外科学・整形外科学・神経内科学・リハビリテーション学などを学ぶので多様な知識からの検査が行える
- 脈拍や血圧検査、知覚検査・反射検査・運動機能検査などを用いる
マッサージでは・・・
- お客様の希望施術メニューと希望施術箇所を聞く
- 希望施術箇所に対して施術時間を設定する
- 痛みや腫れ等、施術で対応できないところを把握する
資格について
- 鍼灸師・柔道整復師それぞれ3年以上の養成学校でのカリキュラムを受講、ペーパーテストと実技テストの卒業資格試験を合格し、国家試験に合格した者。
- 解剖学・生理学・内科学・外科学・整形外科学・神経内科学・リハビリテーション学など多様な試験に合格しなければならない
- 解剖学実習として医大に行き実際の人体解剖を勉強できる。(私の行っていた大学では)
マッサージでは・・・
- 特に必要なカリキュラム等は無い
- 所属する会社の研修に準ずる
- 2週間から1か月程度の研修が一般的のようです
- 整体師などは資格試験はないので誰でも名乗ることができる