健康・不健康とは何か・・・

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皆様は健康とはどういう時の事で、不健康とはどういう時の事か考えた事はあるでしょうか?

痛みがある時でしょうか?発熱した時?身体がだるい時?血液検査の数値が正常範囲外だったときでしょうか?

鍼灸(東洋医学)から考えると、健康な身体の状態とは自分自身の身体のアンバランスさを自分でうまくバランスを取りながら自分の持てる最大限のパフォーマンスを発揮できる事を言うのだと思っています。

東洋医学的な『気』の考えからの五臓六腑のバランスとかもありますが、分かりにくいので今回は筋肉や骨格のバランスで例えていきます。

身体は歩くときや座ったり、立ち上がったり動作をするたびに自分でバランスを保ちながら移動したり、その場で安定して座っていられたりします。腹筋と背筋のバランス、骨盤と肋骨のバランス、左右前後のバランスなど普段あまり意識する事はないですが色々な場所がお互いに支えあって活動できています。

病気やケガの状態とはバランスを自分では調整できないほどアンバランスになっている状態。それを自身の力でバランスを保とうと、働くチカラの事を自然治癒力と言ったりします。

我々施術家はこの自然治癒力を生かしながら鍼や灸、骨盤矯正などの骨格矯正、整体術などを使って施術にあたり、健康な状態へと導いていくという事をしています。

例えば、右半身と左半身の健康状態を、10段階で分けて、右3・左3でバランスを保っている人もいれば、右8・左8でバランスを保っている人もいます。

これが不健康な病気やケガの状態の時は左右の差が大きく、自らの力で回復できないでいるものを施術することによって再び自らの力でバランスを取れるようにしていきます。

右8・左3というような時に、右を下げるのか、左を上げるのかそれとも両方共に調整して右5・左5を目指すのか…。

 

そのような事を考えて「健康」を目指して施術にあたっています。