夏の終わりに夏バテしないために

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こんばんは(^^♪
今日は少し東洋医学に寄ったお話
 
【陰陽五行論】
という鍼灸の考え方の根本ともいえるむかーしの考え方を記した本
鍼灸師のバイブルみたいなものがあります。
それによると、
春は肝、夏は心、秋は肺、冬は腎。
が活発に働き
季節の変わり目や、各季節の土用に脾が養う。
という基本的な考えがあります。
美味しいものを食べて
五臓六腑に染み渡るわー(*´▽`*)
という時の五臓ですね。
六腑は胃とか小腸、大腸、膀胱、胆のう、三焦
の6つになります。
 
で、今は夏なので心です。
心はもともと陽気(熱)を発生させやすい場所なので
夏に熱を発散させないと冷房や冷たい飲食を欲するようになり
臓器を冷やして消化器を悪くして夏バテ
秋に体調を崩しやすい、という事になるのです。
 
そうならないように適度に汗を流して夏野菜などで陽気を発散する
この暑いのに外で運動なんかできない!
という方は温度は低くて良いのでお風呂にゆっくり浸かる。
でも良いと思います。
 
ちなみに
私、井上は夏でも39度で20分程度は毎日入浴しております(^_-)-☆
毎日の入浴は熱中症対策にもなるそうです。
 
熱は上に上りやすいという性質があるので
頭に熱が溜まってしまうのを防ぐために
頭皮のマッサージなども効果的です。
 
当院に来られた時に私が頭を一生懸命触っているのを経験された方
あれで熱を逃しているんです(^^♪
  
人間は自然界から影響を受けながら生活しています。
その影響に助けられる時もあれば
身体にダメージを負ってしまう事もあります。
 
もちろん陽の気だけ逃がせばいいというものでもなく
陰陽のバランスが大事なのですが
夏の陽気にご注意を(‘ω’)ノ
 
 
秋バテしないように今から対策して下さいね♪